エプソムソルトは芸能人も愛用している人が多く、テレビでも紹介されることが多くなって注目度が高い入浴アイテム。
エプソムソルトという名前だけど、塩は一切入っておらず風呂釜にも優しいと言われています。
私もエプソムソルトを愛用していますが、とにかくお風呂に入れるととても温まって、上がった後も保温力が高いのが最大の魅力ですね。
でも、そんなエプソムソルトにはデメリットもあるので使う時の注意点もチェックしておきたいですね。
この記事では、エプソムソルトのデメリットや逆効果になる使い方や、使用上の注意点などご紹介します。
↓エプソムソルトを保存する容器になやむ・・・こちらの記事も参考にどうぞ。
↓エプソムソルトは心臓や腎臓に疾患があると使えないという話は本当なのか・・こちらの記事も参考にどうぞ。
エプソムソルトのデメリット3選!
エプソムソルトは硫酸マグネシウムといい、マグネシウムの効果から、入浴後の保温効果の持続や、筋肉の緊張をほぐしたりなどいろんな効果があると言われています。
ただし、エプソムソルトにはデメリットもあるので、商品に指定された使い方を守るのが一番安全です。
エプソムソルトのデメリットもチェックしておきましょう
使用量が普通の入浴剤よりも多い
一般的な入浴剤だと、お風呂のお湯2リットルに対して入浴剤が20〜30グラムほどの使用量です。
一方、エプソムソルトの場合はお湯150リットルにつき、約150g~約300gのエプソムソルトが必要になります。
エプソムソルトの使用量の目安は0.2%と海水に近い比率で、お湯に対して0.1% 以下だと効果が薄いようです。
300gのエプソムソルトってかなりの量ですよね。
だから、エプソムソルトの商品自体も一袋が1キロ以上の製品になっているものが多いので、とにかく重い・・・。
エプソムソルトを購入するときは通販を利用すると、重いエプソムソルトの持ち運びがないのでいいですよー。
↓私はいつもこの量を注文しています♪
水分を含みやすく、固まる
エプソムソルトは塩よりも粒が大きいように見えますが、お湯に入れるとすぐに溶けていきます。
そのためか、エプソムソルトは水分を含みやすいので、開封後は特に湿気などですぐに固まって大きな塊になります。
あと、エプソムソルトを開封していなくても放置していると、塊になっていました。
そして、エプソムソルトが塊になるとアイスピックのような頑丈なもので壊していかないと崩れませんでした。
そうなると取り扱いが面倒になるので、エプソムソルトの保管は除湿も考えておいた方いいです。
また、エプソムソルトをこまめに購入するというのも一つのテですね。
↓コンパクトな米びつでエプソムソルトを保存すると、計量もできておすすめです♪
体質や疾病によって使用できない場合がある
エプソムソルトは硫酸マグネシウムなので、エプソムソルト入りのお湯で入浴すると皮膚からマグネシウムを吸収すると言われています。
皮膚からマグネシウムを吸収した場合に血液中のマグネシウム濃度が高くなる可能性があるということで、腎臓や心臓に疾患がある人は要注意です。
エプソムソルトは腎臓や心臓疾患があると使用できない、という訳ではありませんが、使用前にかかりつけのお医者さんに相談すると安心ですね。
ちなみに、私は腎臓に疾患がありますが、特に問題なくエプソムソルトで入浴しています。
ただし、私はエプソムソルトの正しい使い方をしていますので、エプソムソルトのお湯の濃度を濃くするなど使用量を増やすのは避けておいた方がいいかもしれません。
そして、心臓にペースメーカーを入れている人は、エプソムソルトが筋肉を緩める働きがあるので、使用は控えた方がいいです。
エプソムソルトのお湯に入浴して、肌がピリピリするという人もいるようです。
エプソムソルトのお湯に浸かって何か違和感を感じる場合は、エプソムソルトの使用を中止しましょう。
エプソムソルトの逆効果になる使い方!
エプソムソルトの効果を最大限に受けようとして逆効果になる場合もある?!
エプソムソルトの効果は正しく使った上で発揮されるものですよね。
エプソムソルトの逆効果になる使い方をご紹介しますので、参考にしてみてください。
エプソムソルトを使用量より多く入れる、20分以上お湯に浸かる
エプソムソルトを入浴剤として使うときに、できるだけ早く汗をかきたいとかたくさん汗をかきたいと思うあまりに使用量以上に使うのは危険です。
エプソムソルトの使用量がお湯の量に対して0.2%なので、さらに濃い濃度にすると体への負担がかかる可能性があります。
そして、エプソムソルトの入浴は最大でも20分にとどめておきましょう。
個人差はありますが、エプソムソルトで入浴すると10分ぐらいでジワっと汗をかいていきます。
20分以上お湯に浸かっているとのぼせてしまいますし、脱水症状の危険もあるので気をつけましょう。
エプソムソルトを飲用する
エプソムソルトのマグネシウムを飲むと吸収できると思いますが、ほとんどの商品が飲用ではありません。
エプソムソルトを飲むと下痢をしますのでご注意ください。
24時間風呂で使用する
エプソムソルトの一部の商品では、24時間風呂での使用は避けてくださいと書かれているものがあります。
フィルターが付いた24時間風呂でエプソムソルトを使用すると、目詰まりやお湯の浄化不良を起こす可能性があります。
商品の注意書きをよく読んでから、使用しないといけませんね。
ちなみに、エプソムソルトには塩分が含まれていないので、24時間風呂以外の浴槽や浴室を痛めずに使用できます。
エプソムソルトの入ったお湯は追い焚きも問題なく使えるので、安心ですね。
エプソムソルトをヘアケアに使う
エプソムソルトにはミネラルが豊富に含まれているので髪の毛にも効果があると言われています。
シャンプー後のコンディショナーの中に同量のエプソムソルトを混ぜて使えばOK。
ただし、ミネラル成分が髪に残るとべたつきの原因となりますので、使用後はしっかりと洗い流すことが大切です。
エプソムソルトをしっかりと流すことで髪の毛への効果も感じましょう。
↓エプソムソルトの髪の毛への使い方はこちらの記事を参考にどうぞ♪
https://poco-ochiha.hatenablog.com/entry/2021/01/01/210922
エプソムソルトの使用上の注意点は?
エプソムソルトの使用上の注意点をしっかり守ることで、エプソムソルトの効果を感じることができます。
無理な使い方をしなければ、エプソムソルトは体に優しいアイテムです。
エプソムソルトを使用する上での注意点もチェックしておきましょう。
体をエプソムソルトに慣らすために、入浴剤として使用する場合は、最初の2週間は、毎日の使用をお勧めします。
そして、1回の入浴時間は20分以内。
飲酒後の入浴は控える
エプソムソルトのお湯に入浴する場合だけに当てはまりませんが、飲酒後の入浴はアルコールが身体全身にまわってしまうため非常に危険です。
特に、エプソムソルトは代謝を活性化させるため、酔ったままでエプソムソルトのお湯に入浴すると吐き気やめまいなどを引き起こす可能性があります。
入浴後の運動は控える
エプソムソルトを入れて入浴すると体内の代謝が活性化されるため、とても疲れます。
入浴後は無理な運動をせずにしっかり身体を休める方がいいですね。
また、たくさん汗をかくので水分補給もしっかりとしておきましょう。
古いエプソムソルトは使わない
とあるメーカでは、購入後3年以上経過した商品は使用しないでくださいと注意書きがありました。
エプソムソルトを開封したら固まりやすいし、早めに使い切る方が何かと安全です。
エプソムソルトを入浴で使う場合は多めに買っておくとお得!-まとめ-
エプソムソルトは入浴するときに使うと発汗作用があって、お風呂上がりもポカポカがしばらく持続します。
エプソムソルトのマグネシウムは心臓や脳・筋肉・血管を動かすことにも必要なとても大切な栄養素なんです。
だから、エプソムソルトで筋肉のこりをほぐしたり、足が吊りにくくしたりなどいろんな効果があると言われています。
そんな、エプソムソルトにもデメリットがありますが、使用上の注意を守れば特に問題はありません。
最初の2週間は毎日エプソムソルトのお湯に入浴して体に慣れさせれば、あとは週2〜3回の入浴で使用してもOK。
エプソムソルトの1回の使用量が一般の入浴剤に比べると多いので、エプソムソルトはたくさん常備しておくと便利です。
エプソムソルト1袋も1キロ以上の規格で大きくて重いので、私は通販を利用してまとめ買いしています。
↓これで毎日使用して、約1ヶ月分のエプソムソルトです♪