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重曹うがいで虫歯を予防できる理由!デメリットやうがいの方法は?

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重曹
は、掃除や洗濯、料理にも使えるということは知っている人も多いと思いますが、

最近は、重曹うがいで虫歯や歯周病、口臭の予防までできると注目されています。

重曹は100均でも売っていて手軽に買うことができるし、そんな身近なもので虫歯予防ができるなら試してみる価値がありますよね!

でも、使い方にはよってはデメリットもあります。

この記事では、重曹うがいが虫歯予防に効果がある理由とデメリットやメリット、うがいの方法についてご紹介します。

 

重曹うがいが虫歯予防に効果がある理由!

重曹とは、炭酸水素ナトリウムのことです。

炭酸水素ナトリウムは、自然界に存在している物質で、人体に害もなく、水に流しても他の生物に影響を与えることもありません。

重曹の主な働きは、

研磨作用・・・汚れをこすり落とすことができる

アルカリ性・・・酸性を中和して脂汚れを落としたりニオイを中和する

熱や酸により炭酸ガスが発生・・・汚れを浮かせる作用がある

また、水を軟水化することもできるので、お風呂の入浴剤として使われてお風呂のお湯をマイルドにしたり、洗濯ものの汚れを落としやすくするという効果があります。

 

そんな、万能な重曹がなぜ、うがいに使うと虫歯予防に効果的なんでしょうか。

 

成人の口の中には、100~300種類もの細菌が存在しています。

 

これらの細菌には、虫歯菌や歯周病原菌などの悪い作用を及ぼす菌以外にも、善玉菌と呼ばれる細菌も存在し、口腔内の環境を維持しています。

 

その中でも、悪玉菌が繁殖して、口の中に住みつきやすい環境は口腔内が酸性であることであると判明しました。

 

PH(ペーハー)が7.0であれば中性で、水のPHは7.0の中性。

 

この数値が7よりも低いと酸性で、高いとアルカリ性になります。

 

PH6.6以下であると、悪玉菌が繁殖して、PHの数値が上がるほど悪玉菌は繁殖できなくなり、その数も減少していきます。

 

虫歯のもととなる悪玉菌も口腔内が酸性であることを好むので、重曹うがいによって口の中をアルカリ性にすることで予防ができるということですね。

重曹うがいのデメリット3つ!

重曹うがいには良いことばかりではありません。デメリットも十分理解してからお試しくださいね。

塩分の過剰摂取

重曹は、塩と同じナトリウム化合物で構成されています。

 

食用の重曹をなめてみると塩と同じくしょっぱい味がするんです。

 

普通にうがいする分には問題ありませんが、うがい中に誤って水を飲み込んでしまうと塩分を取りすぎる可能性があります。

 

飲みこまなくても、口の中の粘膜から塩分が吸収されてしまいます。

 

持病で塩分制限されている人は注意が必要ですし、健康な人でも塩分量が増えることは良くありませんので、頻繁にうがいすることは避けましょう。

皮膚や粘膜にダメージを与える

重曹アルカリ性の性質があるので、脂やタンパク質を分解する働きがあります。

 

そのため、うがいの頻度が多かったり、重曹水の濃度が高かったりすると歯茎や喉など口の中の粘膜を刺激してダメージを与える場合があります。

 

やはり、うがいの頻度は控えめで、重曹水の濃度も使用量を守るようにしましょう。

歯石が付着する原因になる

重曹水でうがいすると口の中がアルカリ性に傾きます。

 

人の口腔内は唾液によって中性に近い酸性に保たれているのですが、アルカリ性に傾いた口腔内は歯石が付きやすい状態なんです。

 

そして、歯石が付着すると、虫歯や歯周病の原因となってしまいます・・・。

重曹うがいのメリット3つ!

重曹うがいは、先にご紹介した虫歯予防に効果があるだけではないんです! 

歯周病を防ぐ

歯周病の原因は、歯の磨き残しから歯に付着するプラーク歯垢)です。

 

重曹うがいだけではプラークの除去はできませんが、殺菌作用があるので、うがいによる自浄作用が期待できます。

 

プラークが除去できずに硬くなっていくと歯石にになり、歯磨きでは取り除けなくなるので重曹うがいも併用してプラークのつきにくい環境にしましょう。

口臭を防ぐ

口臭は口の中が酸性になっていると臭いが発生します。

例えば、お腹がすくと口臭が気になったりすることはありませんか?

食後3時間ほど経過すると、唾液の量が減り、口の中が酸性になってしまいます。

重曹は弱アルカリ性のため、うがいする事によって酸化物による臭いを中和します。

重曹水をペットボトルに入れて持っておけば、マウスウォッシュ的な使い方もできますね!

風邪予防、風邪の緩和

一般的にうがいは風邪予防のひとつとして効果がありますので、重曹を入れるとさらに効果が増すように思えますよね!

ですが、重曹自体は風邪予防にはならないとのお医者さんの意見がちらほら・・・。

どちらかというと風邪よりも、虫歯予防に効果があるようですが、重曹うがいには殺菌作用があるので、水でうがいするよりも効果をもたらしてくれるのでは?

ちなみに、そんなお医者さんも、血流を促進するので、うがいに重曹を使うことは間違っていない、とのことでした。

効果的な重曹うがいの方法や重曹の選び方!

重曹うがいの方法ですが、500mlのペットボトルティースプーン1杯ほどの重曹を入れ、よく振ってかき混ぜます。

 

水は、ミネラルウォーターよりも水道水の方が好ましいです。

 

なぜなら、ミネラルウォーターだと保存がきかない場合があります。

 

そして、作った重曹水をコップに入れ、30秒ほど口に含みクチュクチュするだけです。

 

歯磨きをする前に重曹うがいをすると、歯垢が取れやすくなります。

 

また、歯磨き後に重曹うがいをすれば口の中に重曹の効果が残り、口の中の酸性を中和して虫歯を予防しやすくなります。

 

理想的な方法は、歯磨き前に数分ほどじっくりと口でクチュクチュし、歯磨き後に30秒程度クチュクチュする方法です。

重曹選びの注意点!

重曹には、工業用、食用、薬用の3種類があります。

うがいに使用する時は、食用か薬用のものを使えば、飲んでも害はありません。

最近ではオーガニック重曹というのも販売されているそうで、こういうものを使った方がより安全なのかもしれません。

さらにうれしいのは、重曹は安価で手に入りやすい素材であるという点。

また、お掃除用や100均で売っている重曹は粒子が大きく、水に溶けにくいんです。

不純物が多く、食品ではないので気を付けてくださいね。

薬局に行くと、「炭酸水素ナトリウム」という緑と紺帯の箱で売っています。

500g入りで定価が800円ほど。

1回のうがいで使用する重曹は5gぐらいとして、100回使用できますね。

1回あたり約8円なので、チャレンジしやすい価格じゃないですか?

ネット通販だともっと安い値段で買える場合もあるので、さらにコストカット可能です!

 

重曹うがいを歯磨き前後に取り入れて虫歯予防!ーまとめー

重曹はお掃除や洗濯、料理に使えますが、さらに虫歯予防にも使える驚きの万能アイテムです。

なにより安くて、簡単に手に入るという点がうれしいですよね!

重曹うがいは、その頻度や重曹水の濃度に気を付ければ、お手軽な虫歯予防ケアとして役立ちます。

ただし、虫歯予防で一番大切なのは、毎日の歯磨きとフロスを使ってのオーラルケアです。

どんなに重曹の効果が優れていても、口の中が汚れていたり、歯石がついていたのではその効果を生かすことができません。

重曹うがいはあくまでも補助的なオーラルケとして活用すれば、清潔な口腔を保てるのではないでしょうか。

口臭予防にもなりますしね!

気を付けたいのは、口腔内を酸性から中性に傾けることができる重曹うがいは、うがいをした時だけしか中性になりません。

そのあと、ジュースなどを飲んでしまえば元通りの酸性に・・・。

ですので、寝る前や食後に重曹うがいを行いましょう。

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